ラグビー・リーグワンのプレーオフ(PO)前会見が14日、都内で行われ、埼玉のフッカー坂手淳史主将が出席。3季ぶりの優勝を目指すチームのキャプテンは「まずは準決勝に集中して、やってきたことを出しながら次に進むことができれば。

またもう一つ成長して、最後の決勝の舞台に立ちたい」と意気込みを語った。

 レギュラーシーズン(RS)は14勝2分2敗で2位。上位2チームによるシードで準決勝に進み、東京ベイ―東京SG戦(18日、花園)の勝者を待つ。準々決勝のカードについて「互いの色が、どうぶつかるかが楽しみ。どちらが来ても強敵なので、準備をしつつ試合も見ていきたい」と坂手。この日はRS1位のBL東京、リーチ・マイケル主将と共に会見に臨み「準々決勝の勢いを持って上がってくると思う。1週間、いい準備をしましょう」と呼びかけた。

 2季連続で決勝で敗れている埼玉。昨季はリーチ主将率いるBL東京に屈した。勝ち進めば2季連続同一カードとなる両チーム。坂手は「リーチさんはもちろん。あとは10番の(リッチー・)モウンガはPOの戦いかたを一番知っている選手の1人」と警戒。

敵将も「ボクも坂手選手」とニヤリとし「セットピース。そこがPOになると重要なポイント。どんどんプレッシャーをかけていきたい」と腕をまくった。

 3季ぶりの雪辱へ、挑戦者として臨むPO。坂手主将は「悔しい思いはしたし勝ちたい思いはあるけど、今年のチームは今年のよさがある。成長を感じているので、それを表現できればというのが一番」と勝負を見据えた。

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