新十両・宮乃風が４日目に初白星　「今日は意地で残した。自分のやるべきことをやった」
大奄美(左)を引き落としで破った宮乃風 (カメラ・岡野　将大) 画像（1枚）

◆大相撲　▽夏場所４日目（１４日、東京・両国国技館）

　新十両で東十両１３枚目・宮乃風（中村）が、西十両１３枚目・大奄美（追手風）を引き落として、初白星を挙げた。「（相手が）張ってきたが、今日は意地で残した」と振り返った。

　ともに新十両の三田（二子山）と夢道鵬（大嶽）が初日から白星を順調に伸ばす中、「同じ新十両が３連勝などしていて、自分は３連敗。それでも比べずに自分は自分のやるべきことをやった」と語った。

　「これまでは締め込みやさがりにも違和感があって、土俵入りなどやることが多く緊張もあったが、昨日からは徐々になれてきた」と、新十両の土俵にも慣れてきたという。連敗中は関取経験豊富な部屋の友風からもアドバイスをもらったといい、兄弟子に感謝した。

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