日本陸連は14日、セイコーゴールデングランプリ(18日、東京・国立競技場)の追加出場選手と欠場選手を発表。男子110メートル障害で23年ブダペスト世界陸上5位入賞の泉谷駿介(住友電工)は、同種目を欠場し、走り幅跳びにエントリーした。

欠場理由は「走り幅跳びに専念するため」。

 泉谷は今季、110メートル障害と走り幅跳びの“二刀流”を表明している。シーズン前の取材では、「(9月の東京)世界陸上は2種目に出場して、2種目でメダルをとることを目標にしています。周りからは、結構心配の声が大きかったですが、自分の可能性を最大限に発揮するため。単純に挑戦したい、やってみたいという気持ちが大きい」と話していた。

 今季は3月の世界室内選手権(中国)で走り幅跳びに出場し、日本歴代6位となる8メートル21をマークして4位。110メートル障害は4月のダイヤモンドリーグ第1戦(中国)で今季初戦に臨み、13秒39だった。

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