友風が得意のはたき込みで２勝目　「気っぷの良い相撲を取る若碇関に勝つことに意味がある」
友風（右）は若碇をはたき込みでやぶる（カメラ・竹松　明季） 画像（1枚）

◆大相撲夏場所４日目（１４日、東京・両国国技館）

　東十両７枚目・友風（中村）が西５枚目・若碇（伊勢ノ海）をはたき込んで２勝２敗とした。

　立ち合いから激しい突き押しの応酬で最後は若碇の首根っこを押さえ、土俵にたたきつけるようにしてはたき込んだ。

「前に出れたのが良かったです。昨日は前に出れなかった。その反省が生きました。相手は苦手なタイプではないですけど、先場所負けていますからね。勝てて良かったです」と笑顔を見せた。

　自然と力が入ったという。「（若碇は）一番、気っぷの良い相撲を取る力士だと思っています。その若さに対抗するではないですけど、勝ったことは大きいと思います。その圧力を忘れないようしないといけないですね」と話していた。

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