幕下上位の炎鵬が連勝発進　「声援を全部吸収するくらいの集中力で、本当に心地よい緊張感で取れている」
炎鵬（右）は千代丸を寄り切りでやぶった（カメラ・竹松　明季） 画像（1枚）

◆大相撲　▽夏場所４日目（１４日、東京・両国国技館）

　西幕下１０枚目・炎鵬（伊勢ケ浜）が、東幕下１１枚目・千代丸（九重）を寄り切って連勝とした。「しっかりと土俵に上がる前から準備していたので、落ち着いて対応できた。

相手のことも見えていたし、下から我慢していたので、自信になった」と振り返った。

　脊髄損傷による７場所連続休場から昨年の名古屋場所で復帰。５場所連続の勝ち越しで、関取復帰も狙える幕下上位まで番付を戻した。土俵に上がると送られる大声援については「それも聞こえないというか、全部吸収するくらいの集中力で、本当に心地よい緊張感で取れている」と充実した表情で話した。

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