◆大相撲夏場所4日目(14日、東京・両国国技館)

 東前頭3枚目・玉鷲(片男波)は西同2枚目・豪ノ山(武隈)をはたき込んで下し、2勝2敗とした。押し合いから豪ノ山に右を差されて後退したが、土俵際で左足一本で残って押し返す。

こう着状態となったが、再び前に出てきた相手を突っ張って起こし、はたき込んだ。「立ち合いは良かったけど、自分の相撲は取れなかった」と内容を反省したが、連敗を2で止め、五分に戻した。

 関取最年長40歳はこの日の取組で通算1692回出場を記録。現役1位。歴代で若の里を抜いて単独6位となった。5日目は大関・大の里(二所ノ関)との一番が組まれた。大関戦は8場所ぶり。「楽しみ。初めての大関戦みたいな感じで、ワクワクする。夜は寝られないかも」と胸を高鳴らせた。

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