◆明治安田J1リーグ ▽第17節 町田―柏(17日・Gスタ)

 町田はホームで柏と対戦し、3―0で折り返した。

 前節の清水戦(2△2)と先発を入れ替えなかった町田は、先制点を前半4分に取る。

MF仙頭啓矢が左足でミドルシュートを放つと、GK小島亨介がはじく。そこからゴール前で混戦になると、最後はDF林幸多郎が押し込んだ。林は清水戦に続いて2戦連発。雨の野津田で幸先良いスタートを見せた。

 さらに攻撃の手は止まらない。同16分に、林が左クロスを上げると、FWオセフンの体に当たった球はGK小島亨介の股を抜けてネットの中へ。序盤の早い段階で2点リードを奪った。

 さらに前半45分にはエリア内でFWオセフンがファウルをもらい、PKのチャンスを獲得。FWナサンホが同アディショナルタイム(AT)に冷静にゴール左上に沈めて、今季最多の3点目を前半のうちに決めた。

 柏は雨でぬれたピッチの対応に苦戦し、前半は後手に回る展開。ロングボールを蹴って攻撃を展開する相手を封じることが出来ず、持ち味のパスサッカーも威力が半減した。

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