◆バレーボール▽アジアチャンピオンズリーグ(ACL)3位決定戦 サントリー3(25―15、25―15、25―19)0フーラード・シールジャーン・イラニアン(18日・島津アリーナ京都)

 3位決定戦が行われ、日本代表の高橋藍を擁するサントリー(23―24年Vリーグ優勝)が、フーラード・シールジャーン・イラニアン(イラン)にストレート勝ちを収めた。

 藍はこの日、故郷・京都で9得点をマーク。

チームの今季ラストゲームとなった試合後、会見に出席した。以下は主な一問一答。

 ―総括を。

藍「長いシーズンが終わった。(ACL決勝進出を逃し)世界クラブ選手権には届かなかったが、最後皆で笑えて銅メダルを取れた。この悔しさ、うれしさは自分のものになるし、仲間やチームに感謝したい。このシーズンが自分にとって今後さらに成長していけるものになる。次のシーズン、このあと(日本)代表もあるので生かしたい」

 ―きょうマッチポイントの時の気持ちは。

「最後は楽しみながら小サーブを打つことで、どういう展開になるのかなと、あえて相手の裏をついた。もちろん疲れとかありましたが、最後は笑って、感謝の気持ちなどがあふれてきた。自分自身、好きな瞬間」

 ―17日の準決勝で敗れ、メンタル面がダウンした中で、どう戦った。

 「きょうの1試合がチーム(今季)ラストの試合。

仲間のため、自分のため。プロとしてやっている以上1試合も無駄にできず、1試合で成長できることがある。会場、テレビで見てくれる方々がいて試合ができる。そういう方々を裏切れない気持ちが強い。モチベーションが難しい部分もあったが、自分たちはバレーボールが好きでやっている」

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