◆陸上 セイコーゴールデングランプリ(18日、東京・国立競技場)
男子走り幅跳びはリアム・アドコック(オーストラリア)が8メートル20で優勝。津波響樹(大塚製薬)が8メートル15で2位。
泉谷は4本目に同記録をマークした後、踏み切り足の右足に違和感が出たため途中棄権。「欲を言えばもっと跳びたかった。悪くはないですけど、60点くらいの結果です」と厳しく評価。ただ今大会で手応えもある。「踏み切りとかは良かったので、空中動作、(空中で)足が落ちないようにする練習など、していきたい」と前向きに話した。
泉谷は男子110メートル障害で23年ブダペスト世界陸上5位入賞、日本記録も持つ日本トップハードラー。今季は110メートル障害と走り幅跳びの“二刀流”を表明しており、シーズン前の取材では「(9月の東京)世界陸上は2種目に出場して、2種目でメダルをとることを目標にしています」と話している。今大会は「時間が詰まっていたので、けがをしないように」と走り幅跳びに絞ってエントリーした。
今季は3月の世界室内選手権(中国)で走り幅跳びに出場し、日本歴代6位となる8メートル21をマークして4位。110メートル障害は4月のダイヤモンドリーグ第1戦(中国)で今季初戦に臨み、13秒39だった。