◆大相撲夏場所8日目(18日、東京・両国国技館)

 東前頭9枚目・安青錦(安治川)は、西前頭6枚目・翔猿(追手風)を送り出し、7勝目とした。小刻みな突っ張りや強烈なのど輪で、翔猿を圧倒した。

 ウクライナ出身で先場所新入幕。11勝4敗で敢闘賞を受賞する活躍を見せた。なかなか起こされることなく低い姿勢を保てているのは、8歳から17歳までレスリングを行っていたことが大きい。対戦相手にとっては、やりづらい力士になっている。後半戦では、台風の目になりそうだ。

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