◆明治安田J1リーグ▽第17節 川崎2―0C大阪(18日・U等々力)

 川崎在籍9年目のMF家長昭博が企画したホームゲーム招待「AKI41 スペシャルシートwithインフォマート」がこの試合から始動した。家長の「川崎の皆さんに恩返しをしたい」という思いから実現。

ホームゲーム7試合で自らチケットを購入し、各試合で背番号と同じ41人を招待する。この日は地元のパープルズ上作延SCのサッカー少年たち、その保護者41人が“家長シート”で観戦し、プロのプレー技術、迫力を楽しんだ。

 また、子どもたちにプレゼントされた各種記念品は家長の監修。企画ロゴの似顔絵、Tシャツ、トートバッグ等のプリント画は娘のTapiさん(5歳)が描いたもの。オリジナルチケットは直筆サイン入りとなっている。

 試合前にクラブから子どもたち、保護者に観戦記念品やドーナツが贈呈された。今年から事業部連携担当として強化部スタッフとなった森谷賢太郎氏が一人一人にプレゼントすると、皆感動の面持ちで大喜びだった。

 家長はこの日、右FWで後半16分までプレーし、チームの連勝に貢献。本企画が発表された12日、クラブを通じ「普段なかなかスタジアムに観戦に来たことがない方や応援はしているけど、スタジアムに行くきっかけがなかったという方などをホームゲームに招待して、ぜひフロンターレサポーターになってもらえたらいいなと思っています」などとコメントしていた。

編集部おすすめ