世界卓球選手権個人戦はドーハ(カタール)で17日に開幕し、熱戦が展開されている。日本代表は全5種目で序盤から好スタートを切った。
そんな代表選手にとって、大きな支えとなっているのが「ニッポンの食」だ。大会前の7日に行われた記者会見で、JA全農が代表選手13人に「ニッポンの食」を贈呈。パックごはんやインスタントごはん、ご飯のおとも、フリーズドライのみそ汁やスープなどを提供した。慣れない海外の地で貴重なパワーの源となっており、12年ぶり4度目の出場となった、36歳の松平賢二(協和キリン)は「海外に行っても日本の食が食べられるのは、気持ち的にも安心」と語り、大藤も「お湯を入れるだけでご飯が出来上がるタイプのお米はとても便利でうれしいです」と感謝のコメントを口にしている。
大会も中盤に差し掛かり、さらに厳しい戦いが続いていく。「ニッポンの食」を支えに、58年ぶりとなる全5種目での表彰台を期待したい。