◆大相撲 ▽夏場所10日目(20日、東京・両国国技館)
西幕下10枚目・炎鵬(伊勢ケ浜)が、東幕下13枚目・延原(二子山)にはたき込まれて、3敗目を喫した。「良かったところもあるが、最後の自分の集中力のなさが出た」と振り返った。
相手が立ち合いで仕切り線から離れてきたが「相手が何をしてきても、自分が何をするかと腹に据えてやっていたので、変わらなかった」と語った。
一度は自身に軍配が上がったが、物言いの末に差し違えで3連敗。「運を積んでいきたい。そこからだと思う。ここのところ勝負運、ギリギリで運を逃している感じがする。引き寄せられるように。そういうところを心がけていければ。やるべきことを毎日やっていきたい」と前を向いた。
炎鵬は脊髄損傷による7場所連続休場から昨年の名古屋場所で復帰。5場所連続の勝ち越しで、幕下上位まで番付を戻していた。