◆大相撲夏場所10日目(20日、東京・両国国技館)

 西幕下14枚目朝乃山(高砂)が勝ち越しを決めた。西同13枚目の鳴滝(伊勢ノ海)を立ち合いから前に出て、圧倒し突き出した。

元大関は「よく見て、相手の重心を崩せたと思う」と胸を張った。

 二番相撲で敗れ、来場所での十両復帰は絶望になった。それでも「落ち込んでいてはダメ。しっかり切り替えないといけない」と前を向いている。多くの観客が入った十両土俵入り後の取組については「温かい声援が力になっている」と感謝した。

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