◆第86回オークス・G1(5月25日、東京・芝2400メートル)=5月20日、栗東トレセン

 フラワーC2着から臨むパラディレーヌ(牝3歳、栗東・千田輝彦厩舎、父キズナ)は、坂路をゆっくりと上がり、追い切りに備えた。福丸助手は「前走のレース中に外傷を負って、2針縫いました。

いつもよりゆっくりさせたので、少し緩さがありました」と立ち上げが遅くなったことを説明した。

 ただ、1週前の14日にはCWコースで6ハロン77秒6―11秒5を馬なりで出し、18日も坂路で55秒9―12秒0をマーク。ここに来て急ピッチで調整が進んでいる。「日曜の坂路も引っ張ったままで、動きが戻ってきた。今回の方が毛づやもいいし、体調は良くなっている」と同助手。まだ底を見せていないだけに警戒したい一頭だ。

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