◆大相撲 ▽夏場所10日目(20日、東京・両国国技館)
東前頭7枚目・伯桜鵬(伊勢ケ浜)は上位の壁に阻まれ、2敗に後退した。関脇・大栄翔(追手風)のもろ手突きに果敢に当たっていったが、強烈な突っ張りに後退し、何もできずに土俵を割った。
11日目は横綱・豊昇龍(立浪)の胸を借り、自身初となる結びの一番に臨む。「やるべきことをやって準備するだけ」と前を向いた。
八角理事長(元横綱・北勝海)は「伯桜鵬はこれでいいのではないか。(大栄翔の突っ張りを)下からあてがって勝つすべを探していけばいい。稽古場とは違う。次に向かってほしい」と語った。