◆大相撲 夏場所11日目(21日、東京・両国国技館)

 東序二段61枚目・天狼星(錣山)が東同85枚目・房州山(境川)を送り投げで下し、初日から6連勝とした。立ち合いで左に動いて背後を取り、前まわしをつかんで土俵に転がした。

5勝0敗同士の一番を制し「6連勝して良かった」と笑顔を見せた。

 天狼星の叔父は第68代横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏で、いとこは横綱・豊昇龍(立浪)。1月の初場所の前相撲で初土俵を踏み、3月の春場所は序ノ口で5勝2敗だった。序二段に番付を上げた今場所は先場所と比べ「だいぶ場所に慣れてきた。最初は緊張してばかりだったけど、今は慣れてきたので、あとは思い切り相撲を取るだけ」と手応え。7戦全勝へ「頑張ります」と気合を入れた。

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