Ｃ大阪が後半４得点で逆転勝利　値千金の同点ヘッド、ＤＦ舩木翔「与えられたチャンスをつかみたい」
ＤＦ舩木 画像（1枚）

◆ＹＢＣルヴァン杯▽１ｓｔラウンド３回戦　京都１―４Ｃ大阪（２１日・サンガスタジアム京都）

　１点ビハインドで迎えた後半に４得点を奪ったＣ大阪が次戦に駒を進めた。同大会の京都戦は過去３戦全敗だったが、ジンクスを打破する初勝利となった。

　前半１０分、ＧＫキムジンヒョンが相手ＦＷの猛プレスから失点。先取点を許す立ち上がりとなり、そのまま前半が終了した。しかし、０―１の後半３分。左サイドのＦＷ柴山昌也のＣＫからＤＦの前にうまく入り込んできたＤＦ舩木翔が頭でたたき込み、同点に追いついた。早い時間での同点弾に勢いづいたチームは、その後３点を追加して快勝した。

　舩木の今季公式戦初ゴールは、チームにとって大きな同点ゴールとなった。３日のリーグ戦に続いて、対京都戦２試合連続の逆転勝利に導いた得点を「うまくシバ（柴山）がいいところに蹴ってくれて、そのスペースに走り込めた。チームが息を吹き返したというか、そういう部分がすごく良かったかなと思う」と振り返った。リーグ戦では開幕から６試合連続でスタメンだったが、その後の先発出場は６日の神戸戦のみ。「ボスのやりたいことはみんな理解できていると思いますし、みんな与えられたチャンスをつかみたい。本当に勝つことが何よりも大事」と話す一方で、「勝った上で、プラスアルファ自分の武器だったりとか良さっていうのを見せないと。リーグ戦では使ってもらえない」と、アピールも成功にうなずいた。

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