リーグワン1部の神戸は、24日のプレーオフ準決勝・BL東京戦に向けて神戸市内のグラウンドで練習を行った。近大から加入したルーキー、WTB植田和磨は準々決勝・静岡戦に続いて、試合開始48時間前のメンバー発表でスタメンに抜てき。

「前回の試合、初めてのプレーオフは思ったよりもいい緊張感で持ち味も出せたところがあった。そういう意味でもポジティブなメンタル」と意気込んだ。

 大学4年時には、大学生で唯一パリ五輪の7人制ラグビー日本代表に選出された逸材。神戸のリーグワン初優勝に向けた、一発勝負の大舞台だが「一番下という立場もあって、みんな『思い切りプレーしたらいい』と言ってくれますし、気負うことはあまりない」と、表情からは緊張よりもワクワクが見て取れた。BL東京には今季リーグ戦では2敗、4月6日の第14節では本拠で73失点を喫して敗れた相手だ。それでも、準々決勝では同じくリーグ戦で2敗した静岡を破ったことも例に出し「失う物はないと思いますし、全員思い切ってプレーはできると思う。前回(自分は)出られていない悔しさと、チームで2敗している悔しさをぶつけてプレーしたい」と気合を入れた。

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