◆第86回オークス・G1(5月25日、東京競馬場・芝2400メートル)枠順確定=5月22日、美浦トレセン

 抽選を突破したレーヴドロペラ(牝3歳、美浦・加藤士津八厩舎、父モーリス)は過去10年で3着以内4回、17年にソウルスターリングが制した1枠2番に決まった。

 抽選突破の一報に加藤士津八調教師は「ずっとオーナーもオークスに行きたいと言われていたので、うまく突破してくれてホッとした」と笑顔。

「前に行くタイプではないのでどこでもいいと思っていたけど、ロスなく運んで、馬場のいいところを選択できるのはいいと思う」と内枠を歓迎する。

 指揮官は状態面にも太鼓判。「追い切り後の状態はかなりいい。獣医師も『心音がすごくいい』と言ってくれたので精神面も含めていい状態で持ってこられた。自分的にも期待していたし、人気もないので大野騎手には一発を狙うように乗ってもらえれば」と波乱の刺客として樫の舞台へ乗り込む。

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