【ドーハ(カタール)22日=宮下京香】女子ダブルス準々決勝で、16歳の張本美和(木下グループ)、20歳の木原美悠組が金娜英、李恩惠組(韓国)を3―0(11―3、11―5、11―8)で破り、4強入りを決めた。3位決定戦がないため、銅メダル以上が確定。

同種目の日本勢では、17年のデュッセルドルフ大会銅の伊藤美誠、早田ひな組から5大会連続の表彰台となった。

 第1ゲーム(G)から張本美、木原組の速い攻撃で相手を翻弄(ほんろう)。相手のサーブに対しても木原がレシーブし、張本美が得意のバックハンドで決める“必勝パターン”を見せ、流れをつかんだ。第3Gも序盤はリードを許したが、木原のサーブから3球目の攻撃などで追いつき、8―8で木原のレシーブで取り、9―8ではラリーから張本美のフォアで決めきった。

 木原は長崎美柚と組んだ前回23年大会の銅メダルから、2大会連続の表彰台を決めた。初出場の今大会で3種目に出場する張本美は、世界選手権個人戦で自身初のメダルをつかんだ。

編集部おすすめ