日本サッカー協会は23日、26年北中米W杯アジア最終予選、オーストラリア戦(6月5日・アウェー)、インドネシア戦(同10日・吹田)に向けたメンバー発表を行った。

 すでに来年6月開催のW杯の出場権を得ており、今回はMF三笘薫(ブライトン)やMF伊東純也(Sランス)ら中心選手が外れ、7人の初招集の新戦力が招集された。

 最年少ではロス五輪世代で、18歳のMF佐藤龍之介が初のA代表入りを果たした。正確な技術と高い攻撃力を武器に、FC東京U―18に所属していた23年には、歴代3位(当時)の年少記録となる16歳4か月20日でリーグ杯出場を果たし、同年の8月に高2だった16歳でプロ契約を締結。FC東京から岡山に期限付き移籍した今季は右ウィングバックなどの新境地も開拓して出場機会を増やし、ここまで12試合で3得点をマークしている。

 世代別の代表にも常に招集されており、2023年にはU―17日本代表で10番を背負ってU―17アジア杯連覇に貢献し、同年のU―17W杯にも出場。2月に行われたU―20アジア杯でも代表の中心として、W杯出場権獲得に貢献していた。

 メンバーは以下の通り。

 ▼GK大迫敬介(広島)、谷晃生(町田)、鈴木彩艶(パルマ)

 ▼DF長友佑都(FC東京)、渡辺剛(ヘント)、町田浩樹(サンジロワーズ)、瀬古歩夢(グラスホッパー)、関根大輝(Sランス)、鈴木淳之介(湘南)、高井幸大(川崎)

 ▼MF/FW遠藤航(リバプール)、大橋祐紀(ブラックバーン)、鎌田大地(クリスタルパレス)、森下龍矢(レギアワルシャワ)、町野修斗(キール)、中村敬斗(Sランス)、佐野海舟(マインツ)、平川悠(ブリストル)、熊坂光希(柏)、久保建英(Rソシエダード)、細谷真大(柏)、鈴木唯人(ブレンビー)、藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)、三戸舜介(スパルタ)、佐野航大(NEC)、俵積田晃太(FC東京)、佐藤龍之介(岡山)

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