日本サッカー協会は23日、26年北中米W杯アジア最終予選オーストラリア戦(6月5日)、インドネシア戦(同10日)に臨む日本代表メンバーを発表した。
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消化試合2試合を戦うにあたり、森保ジャパンの主軸メンバーは半数以上が招集を見送られる形となった。
守田英正、三笘薫、南野拓実、伊東純也、板倉滉、田中碧、菅原由勢、前田大然、上田綺世らがメンバーから外れた。事実上の休養を与えられた形となる。
一方で、招集されたコアメンバーも数名いた。鎌田大地、遠藤航、久保建英らだ。
森保一監督は「まずは年間を通して試合に出て、出場試合数が多く、けがが多くなってきていた選手は今回呼ばないということを考えました」とコメント。その上で遠藤と鎌田については「試合数こそ出ているが、出場時間は短いというところで(呼んだ)」と説明した。
その中で異質な存在は、久保建英だ。Rソシエダードの中心選手として、1年間を戦い抜いた。指揮官は「どちらかと言えば、今回選ばない側の活躍だったと思う」と認めた上で「新たに入ってくる選手のリーダー役として、同世代の選手に接してもらえればということで招集させていただいた」と明かした。リーダー役として、同世代の選手たちにチームのやり方や伝統を伝える役目を与えたようだ。
メンバーは以下の通り。
▼GK大迫敬介(広島)、谷晃生(町田)、鈴木彩艶(パルマ)
▼DF長友佑都(FC東京)、渡辺剛(ヘント)、町田浩樹(サンジロワーズ)、瀬古歩夢(グラスホッパー)、関根大輝(Sランス)、鈴木淳之介(湘南)、高井幸大(川崎)
▼MF/FW遠藤航(リバプール)、大橋祐紀(ブラックバーン)、鎌田大地(クリスタルパレス)、森下龍矢(レギアワルシャワ)、町野修斗(キール)、中村敬斗(Sランス)、佐野海舟(マインツ)、平川悠(ブリストル)、熊坂光希(柏)、久保建英(Rソシエダード)、細谷真大(柏)、鈴木唯人(ブレンビー)、藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)、三戸舜介(スパルタ)、佐野航大(NEC)、俵積田晃太(FC東京)、佐藤龍之介(岡山)