元日本代表FWの岡野雅行さんが24日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜・午後5時)に出演し、過酷なJ1昇格争いの裏側で生じる悩みを明かす一幕があった。
この日のテーマは「勝てば天国!負ければ地獄!J1昇格争い&J2降格の裏話を激白!」。
J1浦和で活躍後、J2にJFL、海外4チームでプレーした岡野さんは「J1とJ2、J3では全然違うんで。もう死活問題じゃないですか」とポツリ。
「サポーターを取るか? お金を取るか?」というテロップが出されると「これは(J2に)降格するんじゃないかって時に僕ら若かったですし、代表も選ばれるチャンスがあるじゃないですか? そうすると他のチームからもオファーしてくれるんですよ、ウチに来ないかって」と1999年の浦和のJ2降格時に受けたオファーを明らかに。
「僕も1億円くらいのお話が来てたんですよ。だから落ちたらJ1でやりたいから行こうかなって思ってたんですね」と正直に続けると「で、負けちゃって。『レッズ、やめなきゃいけないな』って思いながら外に出たら、レッズのサポーターが泣きながら『岡野! 1年で(J1に)上げてくれ!』ってなったんですよ」と口に。
「その後、僕、マスコミの囲み(取材)があったんですよ。『どうしますか?』って聞かれたから『1年で上げるに決まってるじゃないですか!』って言っちゃった」と明かすと「良く考えたら、みんな来てるわけですよ、(他チームからの)話が。それを思い出して、これ、みんないなくなったら終わりじゃないですか? すぐ(後輩に)電話して『お前、分かってるんだろうな? やめたら、ぶっ殺すぞ!』って言い方をして。。僕もちゃんと事務所に行って『みんな、やめちゃうかも知れないから、みんなの給料を上げてもらえませんか?』って交渉しました」と裏側までぶっちゃけ。
「おかげで1年で(J1に)上がれました。