元宝塚トップスターで女優の大和悠河が25日、大阪市内でアニメ映画「怪盗クイーンの優雅な休暇(バカンス)」の公開記念舞台あいさつを行った。

 原作は児童文学作家のはやみねかおる氏の人気冒険小説シリーズ。

青い鳥文庫で20年以上続く人気児童書で、2022年公開の「怪盗クイーンはサーカスがお好き」に続くアニメ化第2弾。クイーン役の声優をつとめた大和は、クイーンとの共通点について「意外とクイーンってだらしない部分があるじゃないですか。そういう部分が私すごい似ていて」と苦笑い。ジョーカー役の加藤和樹から「そんな感じには見えない。何でも完璧にシャキッとやりそう」と驚かれ、大和も「それがいいところで、私はそう見られがち」と返し笑わせた。

 今作が2度目の声優チャレンジになったCocomiは、自身の演じたイルマ姫について「イルマが成長していくのが描かれていて、いろんなイルマが見られてうれしかったです。ジョーカーがいてくれたからこそ変われた」とはにかんだ。加藤も「最初はおてんばで世間知らず。それが王女として成長していくので、最後の表情の変化は見所です」と後押しした。

 最後に大和は「シリーズのファンとして、やっぱり映像化が本当にうれしい。ワクワクドキドキをたくさんの人に広めていただきたいです」とアピールした。

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