俳優の柄本時生が24日放送の日本テレビ系「アナザースカイ」(土曜・午後11時)に出演。俳優一家に育ったゆえの思いを明かした。

 父・柄本明、母・角替和枝さん(故人)、兄・柄本佑という俳優一家で育った柄本は「自信は一生つかないので。自分の職業で自信があるってのは中々ないですね、僕は。延々と自分のやってることは何か間違ってるんじゃないか?って思い続けながら仕事をしてるんで。正しいとは思ったことがないし、自信があるとは言えないですね」と本音をポロリ。

 2014、17年と兄・佑との兄弟2人舞台「ゴドーを待ちながら」に出演。演出を手がけたのは父・明だった。

 「ウチの親父に演出を頼んだんです、初めて。感覚としては兄貴とは同志。役者として同志で、敵がいるんですよ、親父、怖いんですよ。怖くて、稽古中なんですけど。終わった後は特に何もないんですけど」と父、兄との関係を説明した。

 父について「断らないらしいんですよね、仕事を」と話すと「尊敬なのか怖いのか、僕にとっても分からないんですけど、朝9時にウチの実家の下で無料で朗読会をやってるんですよ」と明かした柄本。

 「2年間やってるんですよ。で、休んでないんですよ、親父。毎日やってるんですよ」と口にし、「そんな朗読会、なんの意味があるのか僕も分からないんですけど…」と父の演劇への傾倒ぶりを明かしていた。

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