歌手の山本譲二が25日、東京・ティアラこうとうでデビュー50周年記念コンサートのファイナル公演を開催した。

 昨年7月に迎えた節目の集大成。

会場には満員となる1300人が集まり「チケットを売り出してすぐにソールドアウトになってうれしいです。絆を感じますし、感謝してます」と頬を緩めた。

 昨年から続いたアニバーサリーイヤーについて問われると「とても充実してた一年でした」と即答。「スタッフがレールを引いてくれた。僕はそのレールに乗って一生懸命走ってきた感じです」と幸せをかみ締めた。

 2日前には、親交が深い吉幾三、細川たかしとテレビ番組の収録に参加したといい「その帰りにどうしても3人で飲んじゃう。飲み過ぎちゃって、左の膝に痛風が出た」と告白。「歩くと痛いんですよ。でも、歩かないわけにはいかないので、なるべく痛み止めを飲んで頑張ろうかなと思います」と苦笑いした。

 ステージでは伸びやかな歌声で「妻よ…ありがとう」など22曲を歌唱。壇上には吉の他にサプライズで前川清、堀内孝雄、川中美幸も登場し、山本の節目を祝った。

 今後も精力的に活動を続けるといい「吉と細川が頑張ってる以上は僕も頑張ってついていく感じですかね」としみじみ。

「ものすごく良い影響をもらっている。元気良いし、バイタリティーあるし、歌にかける情熱がすごい。見習ってまねできたらなって思ってます」とうなずいていた。

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