16人組ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE」のボーカル・吉野北人が、「HOKUTO」として26日にポニーキャニオンからソロデビューすることが発表された。ソロ初楽曲の「オパッキャマラド!」をリリースし、同日午後9時にミュージックビデオをYouTubeで公開する。

 ついに新たなる一歩を踏み出した。2023年のスポーツ報知のインタビューで「ランペイジとはちょっと違うテイストというか、自分の中でイメージしているソロ像もある」と語っていたが、その夢が実現した。HOKUTOは「自分なりのエンターテインメントを追求し、唯一無二の表現者になれるよう、これからも全力で取り組んでまいります。何より、皆さまに心から楽しんでいただき多くの方に愛される存在となれるように日々精進してまいります」と決意を語った。

 「オパッキャマラド!」は、軽快なビートとユーモラスな言葉遊びがクセになる楽曲。「暴れん坊」を意味する「THE RAMPAGE」とは異なるテイストの作品にHOKUTOは「聴いてくださる皆さんに寄り添う、温かい楽曲に仕上がりました。『無理をせず、自分のペースで、自分らしく一歩一歩進んでいこう』。そんなメッセージが込められた楽曲です。自分自身にとっても、デビュー曲にふさわしい“らしさ”あふれる一曲になったと思っています」とアピールした。

 俳優としても精力的に活動しており、20年には映画「私がモテてどうすんだ」で初主演を務め、今年1月にも主演映画「遺書、公開。」が公開された。2月に発売された2冊目の写真集「Orange」は、3月17日付オリコン週間ランキングで1位を獲得。所属するTHE RAMPAGEは、24年に2日間東京ドーム公演を成功させるなど、個人でもグループでも勢いに乗る。

 脂の乗りきったタイミングでのソロデビューに「皆さまに最高のエンターテインメントをお届けできるよう、気合いMAXで取り組んでまいります! 何よりも、今こうして活動できていることに、自分自身がとてもワクワクしています。その気持ちを大切に、これからも楽しみながら、全力で走り続けたいと思っています」と思いを込めた。

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