5人組バンド「wacci」が25日、新潟・長岡市の国営越後丘陵公園で行われた「ながおか 米百俵フェス~花火と食と音楽と~2025」最終日に出演した。
地元グルメや花火、音楽で同県の魅力を発信する大型フェス。
同フェス常連のwacciは、ライブ初披露となった新曲「少年」や、大ヒット曲「別の人の彼女になったよ」「恋だろ」など全6曲を披露。ボーカルの橋口洋平は「毎年楽しみにしているフェスです。音楽で皆さんと一つになれるって幸せなこと。みんなのおかげで降っていた雨もやみました!日頃の行いのおかげです。ありがとう」と感謝を伝えた。
さらにMCで橋口は、「さっき会場で若い子たちに『キャー!』って言ってもらえて、『ずっと米フェスに出ているからかな?うれしいな』と思っていたら、後ろにMA55IVE THE RAMPAGEさんがいた。確かに、かっこいいよね~」と自虐を交え、トークでも会場を沸かせた。
ライブの締めくくりには、24年の日本テレビ系ドラマ「放課後カルテ」(主演・松下洸平)の主題歌「どんな小さな」を披露。バンドが「どんな自分も抱きしめられるような曲」と願いを込めた優しい応援歌を観客たちは口ずさんだり、目頭を熱くしたりしながら、しみじみと聴き入っていた。