俳優の横浜流星が主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜・午後8時)の第20話が25日に放送され、世帯平均視聴率が9・7%を記録したことが26日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 初回は12・6%でスタートした今作。

今回は第19話の10・2%から0・5ポイント減。個人視聴率は5・5%だった。

 大河ドラマ64作目となる同作は日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯を笑いと涙と謎に満ちた物語として描く。連続テレビ小説「ごちそうさん」(2013年)や大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)などを手がけた森下佳子氏が脚本を担当。NHKドラマ初出演の横浜が主人公を演じる。語りは蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として出演の綾瀬はるかが担当する。

 第20話は「寝惚(ぼ)けて候」。蔦重(横浜)は『菊寿草』で自身の本を高く評価され、須原屋(里見浩太朗)と大田南畝(桐谷健太)を訪ねる。蔦重は南畝から今江戸で人気の狂歌の会への誘いを受ける…と展開した。

 放送後の公式インスタグラムでは「新キャラクターPV公開 のちの蔦重の妻・貞(てい)」とし、新キャストとして登場する女優・橋本愛の姿がアップ。特徴的な眼鏡を装着して雰囲気を変えており、フォロワーは「いよいよていさんが!」「来週から登場ですか!?」「眼鏡のインパクトが強すぎて」「え!?どんな展開!?」「メガネを外したら、美少女…的な漫画の世界を所望」と注目していた。

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