漫才コンビ「昭和のいる・こいる」で活躍した漫才師の昭和のいる(しょうわ・のいる、本名・岡田弘=おかだ・ひろし)さんが24日午後7時45分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。88歳だった。

落語協会が26日、発表した。

 通夜は27日午後6時から、告別式は28日午前11時30分から、いずれも東京都板橋区板橋1の48の13、新板橋駅前ホールで。喪主は妻・安紀子(あきこ)さんが務める。

 のいるさんは1966年に獅子てんや・瀬戸わんやに入門。昭和こいるさんとコンビを結成し、突っ込み役として、寄席やテレビなどに出演した。

 フジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」出演を機にブレイク。のいるさんの話を、こいるさんが「ヘーヘーホーホー」「そんなもんだよ、しょうがねえ」などと早口でいいかげんに応えるやりとりで人気を博した。76年にはNHK漫才コンクール最優秀賞を受賞した。

 相方のこいるさんは2021年12月に前立腺がんのため死去した。

 

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