俳優の岡田将生が主演する映画「アフター・ザ・クエイク」(井上剛監督、10月3日公開)が、6月13日から中国で開催される第27回上海国際映画祭のAsia Now部門に出品され、ワールドプレミア上映されることが26日、発表された。

 村上春樹氏の短編集「神の子どもたちはみな踊る」(新潮文庫刊)に収録されている4つの短編をベースに、オリジナル設定を交えて映画化。

1995年の阪神・淡路大震災以降に別の時代、場所で喪失感を抱える4人の人生が交錯しながら2025年までの30年を描く。同映画祭は約500本の作品が上映されるアジア最大級の映画祭。Asia Now部門は今年から新設された。

 井上監督は「本映画祭への出品がかない、この映画を共に悩みながら格闘し作ってきたキャスト、スタッフの喜ぶ顔が浮かび、とてもうれしく思いました」と喜んでいる。岡田のほか、鳴海唯、渡辺大知、佐藤浩市らも出演している。

編集部おすすめ