米国ロック界のレジェンドギタリスト、リック・デリンジャーさんが亡くなったことが２７日（日本時間２８日）までに分かった。享年７７。

デリンジャーさんの長年の友人トニー・ウィルソン氏がフェイスブックで明らかにした。

　ウィルソン氏によると２６日（同２７日）にフロリダ州オーモンドビーチの病院でミュージシャンの妻ジェンダとウィルソン氏に見守られながら亡くなったという。死因は明らかにしていない。複数の米メディアが報道し、故人と関わったアーティストらが次々と追悼の言葉をＳＮＳ上に寄せている。

　デリンジャーさんは１７歳で「マッコイズ」を結成。ルックスもあいまって人気に博した。７３年にはソロアルバム『オール・アメリカン・ボーイ』をリリース。その後ギタリストとしてシンディ・ローパー、バーブラ・ストライサンド、キッスなどのアルバムに参加した。また８５年にはプロレス団体ＷＷＥのテーマ曲を手がけ、人気プロレスラーのハルク・ホーガンのテーマ曲「リアル・アメリカン」でも有名だった。

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