◆ラグビー▽リーグワン入替戦第2戦 三重29―19花園(30日・三重交通G)※2戦合計の勝ち点8―1で三重が1部残留、花園は2部残留
1シーズンでの1部復帰を目指す花園(旧近鉄、2部2位)は、アウェーで三重(旧ホンダ、1部11位)との入替戦第2戦に臨み、2戦合計の勝ち点1―8で敗れて、昇格はならなかった。
ホームでの第1戦(24日・花園)はラストプレーで逆転されて25―29と敗れた花園は、元日本代表監督の向井昭吾ヘッドコーチ(HC)のもと、敵地の三重・鈴鹿へ乗り込んだ。
7―7の前半24分には、右ライン際を駆け抜けたWTB木村朋也が勝ち越しトライ(クーパーG成功)。だが30分、反則をおかすと三重SO呉洸太にPGを決められ、花園は14―10で前半を終えた。
後半、立ち上がりが悪かった花園は3分に逆転トライを許すと、5分にもトライ(G)を奪われ、14―22。28分、途中出場のWTBティモ・スフィアが1トライを返して19―22としたが、35分に1トライ(G)を献上。19―29と引き離され、無念のノーサイドの笛を聞いた。
1929(昭和4)年創部、日本選手権優勝3度の古豪は来季も2部で戦うことになった。
※得点時間は速報値。
◇入替戦ルール 降昇格は〈1〉勝ち点、〈2〉勝利数、〈3〉得失点差、〈4〉トライ数、〈5〉トライ後のゴール数で決定(〈1〉が同数の場合、〈2〉で決定。以降も同様)。〈1〉から〈5〉で決しない場合、1部チームが残留。