◆ラグビー リーグワンプレーオフ3位決定戦 神戸 22―17 埼玉(31日、東京・秩父宮ラグビー場)

 3位決定戦が行われ、PO初進出の神戸が、初代王者の埼玉に22―17で勝利。埼玉からの白星は、前身のトップリーグ(TL)初年度の2003―04シーズン以来、21シーズンぶりとなった。

 神戸は前半9分、SOガットランドのPGで3点を先制。同19分には、左サイドを攻めてNO8サウマキ・アマナキがトライを挙げて8―0とした。試合途中に落雷の危険があるとして一時中断のハプニングも。再開後の前半32分には埼玉がプロップ、ヴァル・アサエリ愛のトライで反撃したが、神戸もフランカーのララトゥブアがトライを挙げて15―7で折り返した。

 後半は13分、埼玉がWTBマリカ・コロインベテのトライ、SO山沢京平のキックで14―15と追い上げる。同20分にはSO山沢が約40メートルのPGを沈めて逆転に成功するが、神戸も同25分にフランカーのポトヒエッターがねじ込んで22―17。最後まで埼玉の猛攻を耐え、トライラインは割らせず。旧神戸製鋼、パナソニック時代から19連敗中だった相手に歴史的白星を挙げた。

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