5月31日の東京11R・アハルテケS(4歳上オープン、ダート1600メートル=16頭立て)はウェイワードアクト(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父マクレーンズミュージック)が、1番人気に応える逃げ切りを決めた。勝ち時計は1分34秒1(不良)。
2度目となるハナへ行く競馬で、直線でも後続の追撃を寄せ付けず2着レディントンに1馬身半差をつけて快勝。2着続きにピリオドを打った。戸崎圭太騎手は「距離を延ばしてブリンカーが良かった。スッとハナへ行けたし、道中のリズムも良かった。最後に追い出すと反応が良すぎたので、そのあたりの組み立て方が今後は必要ですね」と評価。田中博調教師は「どちらかというと力が要るダートがいいので、よく辛抱してくれた。この馬のなかでは一番仕上がりが良かった。距離の選択も幅広く考えていきたい」と今後の展望を明かした。