「第34回日本映画プロフェッショナル大賞」(略称・日プロ大賞)が31日、東京・テアトル新宿で行われ、「ナミビアの砂漠」で新人監督賞を受賞した山中瑶子監督の花束プレゼンターとして同作主演の河合優実が駆けつけた。

 昨年のカンヌ国際映画祭監督週間で国際映画批評家連盟賞に輝くなど国内外で高く評価されてきた同作。

何にも情熱を持つことができない女性の、恋人やクリエイターと過ごす姿をみずみずしく描いた。

 河合は、映画の内容とは対照的に「撮影が楽しくて。明日はどんな発見があるのかな、という感じでした」と振り返り、「山中監督の映画が、これらかも楽しみです」という言葉で祝福した。山中監督は「10年前、大学1年のとき、この日プロを見にきていた。ちょうど10年前で感慨深い。映画の撮影は楽しいものだと思わせてくれた、この10年間をありがたく思います」と巡り合わせに感謝していた。

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