サッカー日本代表は8日、大阪・堺市内で練習した。ボール回しなどを行った冒頭15分はメディア向けに公開。
DF関根大輝は、5日のオーストラリア戦(0●1)で3バックの右センターバック(CB)として代表デビューを飾った。「まずはデビューできて良かったというのは一つある。それでも課題はたくさん見つかったし、普段やっている滉君(板倉)とか彰悟さん(谷口)とかにもっと追いつかないといけない部分がたくさんあると感じた」と、黒星を喫した結果も含めて代表常連のCBとの差を実感。具体的には「縦パスの差すタイミングも前半に逃したところもありましたし、ボールの精度だったり、後半自分が疲れてきたタイミングでの守備のリスク管理だったり」と具体例も挙げ、「(板倉、谷口は)そういうところを試合終了まで完璧にこなす選手。自分も意識してやらないといけない」と、自ら課題を捉えて向き合った。
10日にはアジア最終予選最終戦・インドネシア戦(パナスタ)が控える。疲労は構わず、出場に燃える22歳は「またチャンスをもらえたら前回よりいいパフォーマンスをしたい。少しでも課題を克服できるような試合にして、次は結果も求めたい」と言い切った。