インドネシアのパトリック・クライファート監督、MFジェイ・ペルペシーが9日、アジア最終予選の日本戦(10日・吹田S)に向けた前日会見に出席した。

 元オランダ代表FWのクライファート監督は、今年の1月に申台龍前監督に代わってインドネシアを率いる。

現役時代はアヤックス(オランダ)、ACミラン(イタリア)、バルセロナ(スペイン)などで活躍した同監督は、1995年にアヤックスで欧州チャンピオンズリーグ制覇を経験。オランダ代表では79試合出場で40ゴールの記録を残したレジェンドだ。

 インドネシアは最終予選C組で現在4位で、既にW杯進出をかけたプレーオフへ(PO)の切符を得ている。クライファート監督も「私たちはPOに行くのが決まっているので、喜びを感じられるような試合をしたい」としつつも、「私が考えるに、このグループの中で1番強いチームだと思っている。真剣な試合になります。インドネシアの試合ができるようにする必要がある。厳しい戦いにはなるが、十分準備している」と意気込んだ。

 PO進出を決めた前回の中国戦(1〇0)から先発を変える可能性については「明日になってみないと分からない。変更する可能性もある。試合の展開もみたい」と明言せず。日本の印象については「日本は非常に組織的です。監督も選択肢を豊富に持っている。

選択肢があり、監督自身にしっかりとした哲学があって、情熱がある。これらが全てそろっているのでよい結果が出ている」と分析した。

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