WEリーグのINAC神戸は10日、兵庫・神戸市内で監督就任会見を開き、元女子日本代表で、なでしこジャパンのコーチも務めた宮本ともみ監督(46)が25~26年の新シーズンへの意気込みを語った。

 INAC神戸はWEリーグ初年度に優勝するものの、3季連続2位。

宮本新監督は「選手時代から優勝を目指して一生懸命やってきた。神戸はタイトルを狙えるチーム。優勝を狙うべきチーム。そこで監督をして、みんなで優勝を分かち合いたい」と就任理由を明かした。

 WEリーグについては、「現役のときはプロリーグがなかったから、OGとしてできたことはうれしいこと」と話しながらも、「観客数の伸び悩みはあると思う」と指摘。「INAC神戸をより魅力的なチームにすることで発展につながる。もっと強くなって、女子サッカーを盛り上げたい。WEリーグを盛り上げたい。このチームのために全力を注いで頑張りたい思いはどの監督にも負けない自負がある」と意気込んだ。

 新シーズンの開幕戦は8月10日、24~25年シーズンで初優勝した日テレ東京Vと対戦する。宮本監督は「自分の力を最初に見せる素晴らしい舞台になる。思いっきりぶつかっていきたい。

見に来る人は得点を見たくて来ている。得点をたくさん取ることにこだわっていきたい。得点力にフォーカスしていきたい」と、4季ぶりの優勝を目指し、新チームが始動する。

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