J2大宮は10日、J2水戸からMF津久井匠海(23)を完全移籍で獲得したと発表した。背番号は18。

 津久井はクラブを通じて「このクラブの一員になれる事を誇らしく思います。RB大宮アルディージャが目指すべき場所に向けて自分の力を全力で注ぎます。よろしくお願い致します」とコメントした。

 大宮はJ1昇格圏内の2位で18節までを終えており、1位の千葉とは勝ち点2差。3位の水戸とは勝ち点で並んでおり、昇格を争うライバルクラブの主力引き抜きに成功した形となる。

 津久井は横浜FMでキャリアをスタートさせ、JFAの青森、J3の沼津を経て、J2初挑戦となった今季、全18試合に出場して2得点をマークしていた。

 また大宮は同日、23年から在籍していたDF浦上仁騎(28)のJ2札幌への完全移籍を発表した。

 アカデミー出身の浦上はクラブを通じて「僕はこのクラブが大好きで、NACK5スタジアム大宮でプレーする事が一つの目標でした。もう一つの目標は、このクラブでJ1リーグに上がり、超満員のNACK5スタジアム大宮で縦横無尽にプレーする事でした。それが自分の力不足で達成する事ができず、非常に悔しいです。この状況で移籍をして、環境を変える事が正解かどうかわかりません。しかし、僕は今までも、これからも自分を信じて、この選択を正解にできるように突き進みたいと思います」とコメントした。

編集部おすすめ