6月15日の阪神5R新馬戦(芝1800メートル)でデビュー予定のサレジオ(牡2歳、美浦・田中博康厩舎、父エピファネイア)は栗東トレセンに滞在して調整されている。11日の最終追い切りでは、コンビを組むクリストフ・ルメール騎手を背に、CWコースで6ハロン80秒4―11秒5でレーベンスティール(5歳オープン)と併入した。

 ルメール騎手は「良さそうですね。乗り味もいいですし、今日はいい感じでした。距離も合うと思いますし、初戦から楽しみです」と好感触をつかんだ。叔父に19年の朝日杯FSを勝ったサリオスがいる血統で、母サラキアも20年の府中牝馬Sを勝利している。良血馬が初陣を飾れるか注目だ。

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