10日の26年W杯アジア最終予選・インドネシア戦(大阪)で6―0で大勝締めしたサッカー日本代表の森保一監督が11日、京都市内の漢検漢字博物館・図書館 漢字ミュージアムで行われたイベントに出席した。

 JFA(日本サッカー協会)×漢字検定「全力蹴球プロジェクト」発表会と題して行われたこの日のイベントで、森保監督は「決意の漢字」を披露した。

自筆で『和』と書いた指揮官は「W杯はもちろん目標となるところ。勝利を目指すために戦う場所。それと同時に日本の文化、価値観を表現する場だと思っている。我々は大和魂をもって、W杯の舞台に立つ。チームづくりも、和をもって貴しとなすというところ。選手たちが一人一人が自立をしていて、和して同ぜず。選手を見ている時でも、語りかけているようなことを書かせていただいた」と理由を語った。

 北中米3か国で開催されるW杯本大会開幕まで、ちょうど1年。未踏の8強超え、その先の優勝を目指すべく「最終予選を戦って積み上げてきたものをさらに積み重ね、1年後のW杯で良い結果を出せるように」と決意を込めた。

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