プロボクシングの「U―NEXT BOXING3 トリプル世界タイトルマッチ」が7月30日に横浜BUNTAIで行われることが11日、発表された。
WBA&WBC世界フライ級統一王者・寺地拳四朗(33)=BMB=は、WBA3位・WBC4位リカルド・ラファエル・サンドバル(26)=米国=との防衛戦に臨む。
寺地は3月13日、日本史上3例目の日本人世界王者同士による王座統一戦でユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に12回TKO勝ち。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)に続き日本人史上2人目となる複数階級での王座統一を果たした。将来的にスーパーフライ級に転向しWBC世界同級王者ジェシー・ロドリゲス(米国、帝拳)らとのビッグマッチを希望しているが、まずはフライ級で2本のベルトの防衛戦に臨む。
戦績は、寺地が25勝(16KO)1敗、サンドバルが26勝(18KO)2敗。
元WBC世界フライ級王者の比嘉は、昨年9月のWBO世界バンタム級タイトルマッチ・武居由樹戦(判定負け)、今年2月のWBA同級タイトルマッチ・堤聖也戦(引き分け)に続き、3戦連続での世界挑戦となる。WBA同級王座は、左目の手術を行った堤聖也(角海老宝石)医学的な理由などで防衛戦を行えない場合に認定される「休養王者」となり、暫定王者だったバルガスが正規王者に昇格した。比嘉とバルガスの勝者は、堤との王座統一戦が義務づけられる。
戦績は、バルガスが19勝(11KO)1敗、比嘉が21勝(19KO)3敗2分け。
高見は4月8日、日本タイトル戦で川満俊輝(三迫)を6回TKOで下して王座獲得。試合後のリング上で「大口をたたかせてください。