【宝塚記念】有馬記念Ｖ以来の復帰戦となるレガレイラが３頭併せで貫禄の走り　木村調教師「トラブルなく予定通り」
Wコースで追い切ったレガレイラ（中）（カメラ・荒牧　徹） 画像（1枚）

◆第６６回宝塚記念・Ｇ１（６月１５日、阪神競馬場・芝２２００メートル）追い切り＝６月１１日、美浦トレセン

　昨年の有馬記念を制して以来の復帰戦を迎えるレガレイラ（牝４歳、美浦・木村哲也厩舎、父スワーヴリチャード）が、Ｗコースで貫禄の走りを見せた。外キングズブレス（４歳１勝クラス）、内ハリーフラッグ（３歳未勝利）の真ん中からスタートして、６ハロン８５秒０―１１秒２を馬なりでマーク。

最後の直線は切れのある伸び脚で、脚いろ優勢でハリーフラッグに併入（キングズブレスには半馬身先着）してみせた。

　木村調教師は「トラブルなく予定通りに走れたと思いますし、終わった後も落ち着いていました。厩舎に戻ってからもいつも通りの所作で、リラックスして終われました」と、うなずいた。前走の有馬記念後に右前脚第１指骨剥離（はくり）骨折が判明して休養を余儀なくされたが、久々の不安を拭い去る動きだった。

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