JRAは6月11日、23年の阪急杯を勝ったアグリ(牡6歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父カラヴァッジオ)が同日付けで競走馬登録を抹消したと発表した。なお、今後は乗馬となる予定だが、けい養先は未定となっている。

 同馬は21年の6月にデビュー。22年の8月の1勝クラスから、23年の阪急杯まで4連勝を飾った。阪急杯の口取りには、同馬の馬名の由来とされている、元F1ドライバーの鈴木亜久里氏も参加した。その後は勝つことが出来なかったが、重賞で2着2回、3着1回と短距離戦線で活躍した。

 ラストランは3月16日の米子城S(6着)だった。通算成績は21戦5勝(うち海外で2戦0勝)。総獲得賞金は1億6856万3500円。

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