◆プロボクシング ▽WBC&WBA世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 統一王者・寺地拳四朗―WBA3位、WBC4位リカルド・サンドバル(7月30日、横浜BUNTAI)
プロボクシングの「U―NEXT BOXING3 トリプル世界タイトルマッチ」が7月30日に横浜BUNTAIで行われることが11日、発表された。
WBC、WBA世界フライ級統一王者・寺地拳四朗(33)=BMB=は、WBC4位、WBA3位の挑戦者リカルド・ラファエル・サンドバル(26)=米国=との防衛戦に臨む。
5月には米ロサンゼルスで合宿を実施。WBC&IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人(27)=M・T=を指導するルディ・エルナンデス・トレーナーのもとを訪れ、ディフェンス面を強化した。「新しい拳四朗を見れると思う。そういうところにも注目してみてもらえたらうれしい」と自信をのぞかせた。
寺地は3月13日、日本史上3例目の日本人世界王者同士による王座統一戦でユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に12回TKO勝ち。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)に続き日本人史上2人目となる複数階級での王座統一を果たした。「ユーリ選手に勝てたことは大きな成長。メンタル面的にも勝てたのは大きかった。次の試合につなげられたら」と振り返った。
将来的に1階級上のスーパーフライ級に転向し、WBC世界同級王者ジェシー・ロドリゲス(米国、帝拳)らとのビッグマッチを希望しているが、まずはフライ級で2本のベルトの防衛戦に臨む。