1日の日本ダービーでは3連単を的中した。記者にとって競馬の原点でもある大井競馬場で行われる東京ダービーも、当てる自信はある。

 本命はナチュラルライズで決まりだ。ここまでデビューから5戦4勝。唯一、4着に敗れた3走前の全日本2歳優駿は敗因が明らか。左回りの川崎コースで、コーナーで外に膨らみ、直線でも外に逃げていた。スムーズに走れなかったことが結果に出てしまった。

 その一方で、右回りでの強さは札幌での新馬戦、近2走の京浜盃と羽田盃の圧勝が示す通り。まだまだ若さは残しているが、前走は上がり600メートル最速の36秒8で後続を引き離した。余力が十分に残っていたように、1ハロンの距離延長でも対応は可能だ。

 対抗評価のクレーキングとはカトレアSで対戦し、0秒1差での勝利だったが、当時は左回りの東京コース。抜け出してから外に行ったため詰め寄られたが、内容的には完勝だった。ダート2冠達成は濃厚とみる。(山下 優)

編集部おすすめ