俳優の堺雅人(51)が11日、TBS系情報番組「THE TIME,」(月~金曜・午前5時20分)に生出演し、壮大なスケールで社会現象を巻き起こした2023年7月期の日曜劇場「VIVANT」の続編を2026年に3年ぶりに放送するとサプライズ発表した。
生発表後、原作者でもある福澤克雄監督と取材に応じ「『VIVANT』は自分の全部を懸ける価値のある濃密な作品。
堺演じる主人公・乃木憂助は商社に勤務しながら、自衛隊直轄の非公認組織「別班」の諜報(ちょうほう)員として活動する。続編は、意味深に(別班が連絡手段で使う)赤いまんじゅうが映し出された前回のラストシーンから直結した物語。福澤監督は「海外ロケは合わせて3か月くらい。超親日国だけど、日本人はよく知らない。撮影の協力態勢があって、そこでグルグル回ったら、すごくいい国だなと思った。面白い神話、伝説が残る」と語った。
これに対し、堺は「万博でその国のパビリオンに行ってきました。
▽続編の舞台を予想
◆パラオ(親日度4、神話度4) 1914年から1945年までの31年間、日本の統治下にあり、南太平洋随一の親日国
◆エジプト(親日度3、神話度5) クレオパトラの時代から神話の国。ロス五輪男子柔道で山下泰裕と対戦したラシュワンでも知られる親日国。
◆アゼルバイジャン(親日度5、神話度3) 石油を運ぶパイプラインに日本企業が進出。「日本人はよく知らない」にも合致する
◆トルコ(親日度4、神話度3) 1890年に和歌山県沖で沈没したエルトゥールル号の乗組員を助けたことから親日国に
※5点満点
◆「VIVANT」 堺のほか、阿部寛、二階堂ふみ、役所広司、松坂桃李、二宮和也ら豪華キャストが集結した前作は最終回の世帯平均視聴率19・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、1~10話のタイムシフトを含む総視聴者数6000万人超を記録。「東京ドラマアウォード」連ドラ部門グランプリなどを受賞した。「半沢直樹」でもタッグを組んだ福澤監督は堺に「役者になるために生まれた人」と信頼を寄せる。