◆ストロングスタイルプロレス「ストロングスタイルプロレスVol.34  THE 20th ANNIVERSARY“―過激な仕掛人”新間寿追悼興行―」(12日、後楽園ホール)

 初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰する「ストロングスタイルプロレスは12日、後楽園ホールで4月21日に90歳で亡くなった団体会長を務める“過激な仕掛人”新間寿さんの追悼興行を開催した。

 第4試合のタッグマッチで“邪道”大仁田厚が雷神矢口と組んで間下隼人、関根“シュレック”秀樹と対戦。

ハードコアマッチなのか通常のルールなのか正式決定がないままに迎えた試合は、当然のようにリング上に凶器が置かれリングインした大仁田が間下へ緑の毒霧を顔面に噴射しゴング。有刺鉄線ボード、椅子、ギター、有刺鉄線バットが飛び交うハードコアマッチは、新間さんが愛した「ストロングスタイル」とはかけ離れた大乱戦となり最後は大仁田が間下をフォールし終止符を打った。

 試合後マイクを持った大仁田は「僕は新間さんと亡くなる3、4日前に話ししました。今日は新間さんのために多くの人が集まっていただいてありがとうございました!」とメッセージを送った。さらに「間下、間下、間下、間下、間下…お前はストロングスタイルプロレスを支えていかないといけない人間だ、頑張れよ」とエールを送った。

 これに間下は「アンタと電流爆破がしたいんじゃ」と要求。関根も「負けたままじゃ終われないやってやるよ」とリベンジを誓うと邪道は「いつでも電流爆破のリング用意してやる。来いや!」と電流爆破デスマッチでの再戦を受諾した。

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